だれかへの手紙

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高松〜しまなみ海道〜倉敷ツーリング1日目 四国到着まで

しまなみ海道に行きたい行きたい行きたいと一年以上言っていて、今年のゴールデンウイーク、やっと行けた。
去年の神奈川〜滋賀自力ツーリングに比べたら、近代的動力による移動が多い。初めて飛行機に自転車を載せるのでどうなることやらという気持ちで出発。

約10年ぶりの飛行機。空港楽しい。


空港の勝手に慣れておらず案内板に従って並んでいたら、スタッフが「自転車預けるだけならあっちの手荷物カウンターの方が空いてて早いですよ」と教えてくれ、そちらへ向かったらいつの間にか修学旅行生で長蛇の列ができていて、面食らっていたら通りかかった別のスタッフが他のカウンターを案内してくれた。結果的にカウンターのたらい回しではあったけど、こちらがどうしたものかと考えあぐねている間に先方から声をかけてもらえて助かった。
自転車を預けるのは他の手荷物と変わらない感じでスムーズ。重さを計って(20kgまでなら追加料金なし。うちの子は10kg、連れのカーボンの子は9kgだった)万一輸送中に壊れても文句は言いませんという紙にサインして終了。
身軽になったので空港内をお散歩。展望デッキへ行ったり、書斎館羽田空港店へ行ったり。ビンディングシューズで入る店じゃないけど行きたかったので見れてよかった。

夕方、使用機未着で少し遅れた飛行機に乗って出発。
離陸後しばらくして電子機器の使用制限が解除されたのでいそいそと空撮。デジカメ買ってよかった。

霧ふり山脈、ではない。

機内アナウンスで名古屋上空と言っていたあたり。川が見える。

搭乗時間は一時間程度だったけど、ちょうどマジックアワーで着く頃は素敵な橙色。このまま夜を超えて朝まで乗っていたかった。

機内でコンソメスープをいただいた。ANAのコンソメスープおいしいと聞いていたけど本当においしかった。ほかほか。
無事に高松空港に到着し、うどんの流れる荷物レーンを横目に自転車を受け取って空港の外へ。
早速自転車を組み立てた、のだけど、とんでもない事態が発覚。

前輪クイックリリースの、レバーじゃないほう(くるくる回して緩める方)が、ない。

輪行中にどこかで落としてきたらしい。私の使っている輪行袋は自転車の上から被せるタイプなので、輪行袋の中に落ちているなどという幸運もない。自転車からタイヤを外した時に、どうして緩めたクイックリリースを締めておかなかったのかと数時間前の自分を呪いつつ頭が真っ白になる。
結局、連れのエンド金具の部品を借りることで解決した。本当に助かった。もしこれがなかったら、飛行機で移動して1mも走らずDNFになるところだった。
(そんな経緯があるので、輪行方法は別エントリで自分の備忘録と自戒を込めて書きたいきもち)

なんとか組み立て、出発。

日は落ちて、空港の敷地を出れば街灯もほとんどないので暗い。
ライトを新調しておいてよかった。

もり家

もり家 本格手打の讃岐うどん

香川うどんめぐりツアー客もたくさん訪れるらしいお店。

空港から行けて、夜もやっているお店として探して見つけた。
「玉切れ等で早く閉店する場合がございます。ご遠方の際には、念の為、お電話にてお問い合わせください」とのことだったので電話したら、20時までに入ればよいと言ってもらえた。閉店間近に伺ったけど店内には他にもお客さんが数組。

生じょうゆうどん(冷)に半熟卵天をトッピング。これで460円。香川すばらしい。

今までずっと勘違いしていた気がするけれど、コシがあるのと麺が固めなのは別物なんだと知った。固すぎない麺が生じょうゆとよく合っておいしい。
天ぷらは揚げたて、さくさく。テーブルにあった天かすもぶっかけて、一玉ぺろりと完食。
ところでうどん屋で注文した時、「一玉?」って訊かれたのは初体験だった。うどん県の方は日常的に何玉も食べているのだろうか、すごい。そんなにうどんばかり食べているのだとしたら、それは店内に「野菜を食べよう!」って県のポスターが貼られるわけだわ。

閉店作業をしている店員さんと少しお話して、オーダーストップした店内でうどんを打つ音を聞きながら店を出た。
四国唯一らしいセブンイレブン(高松空港店)に通りかかったので水分などを確保してホテルへ。翌日に備えて早め就寝。

2日目