だれかへの手紙

letter to you

高松〜しまなみ海道〜倉敷ツーリング2日目 香川からしまなみ海道駆け抜けて一気に尾道まで

1日目

6時起床、適当に朝食を摂って7時前には出発。
すばらしい快晴。早朝は風が冷たくてウインドブレーカーを着た。

人も車も信号も少ないので走りやすいと思いきや、アップダウンが多くて結構必死。高い建物はないから視界が広い。


謎のこんぴら丸。なにかの施設のようで入り口があった。

緑の多い道を西へ西へ進むと、緑が青に変わった。瀬戸内海!

箕浦駅、かわいい。写真を撮ろうとしたらタイミングよく電車が来たので、奥に予讃線の電車が見える。

讃岐うどん上戸

箕浦駅の目の前にある。ここでお昼を食べてから輪行しようと、事前に決めていたお店。しかし当日よくよく調べたら日曜日は定休日で、どうしよう今日やってないよと諦めながら覗いたところ、GWだからと営業していた。助かった、ありがとう店主さん。

かけうどん(冷)と、かき揚げ。

生姜は自分ですり下ろすシステム。つるつるのうどんと、ボリュームはあるけどもたれないさくさくのかき揚げ。
天ぷらはいろんな種類があった。白天って、初めて聞いたけど、うどん県ではメジャーな天ぷらなのだろうか。
天かすに青海苔が入っているのがつぼですっごくおいしかった。途中で天かすをお代わりしたい衝動に襲われて、抑え込むのに一苦労。

食べ終わったらあと10分で電車が来るというので(電車は一時間に一本しか来ない)慌てて輪行袋に詰めて予讃線に乗り込んだ。

初めて上陸した四国の無人駅で、どんな電車に乗れるのかとわくわくしていたら、外装がとっても京浜東北線で拍子抜けした気分。
乗車券を取って後ろから乗る。座席は片側がボックスシート、反対側は窓に沿ったロングシートという、神奈川では見かけない構造だった。

途中乗り換えを含みつつ二時間ほどの電車旅。波止浜駅で降りて自転車を組み立てて。

いよいよしまなみ海道へ。

海を渡る前に、コンビニで期間限定半額のクーポンとスタンプカードをゲット。

しまなみ海道を全部渡ると計500円かかるところ、500円分のクーポンを250円で買えた。スタンプカードはレジのおばちゃんが出してきてくれたもの。しまなみ海道の簡易マップもくれた。
余談、コンビニにはバリィさんグッズコーナーがあった。今治市だものね。

しまなみ海道

造船所の間を縫って、緩やかな登りのカーブを進むとそこはもう海の上、念願のしまなみ海道。空の青と海の青、ほどよく強い潮風、自動車のいないオンロード。たまらない。大興奮。

海の上を走る橋なのでそれなりに高い。

橋は島民の足でもあるので、ママチャリでも走って登れる程度の傾斜になっている。

料金所でおじいさんに「どこまで行くの?」と訊かれ、「尾道まで行きます」と答えたらオーバーに驚かれた。走ることを目的に訪れる人と、島々への交通手段として利用する人とでは、橋のもつ意味合いが全然違うのだろうけれど、そのどちらに対しても配慮がなされている印象で、居心地が好かった。
いろんな自転車とすれ違えたのも楽しい。ロードバイクはもちろん、クロスバイクも、昨年のMINI LOVEで見かけたメイドイン尾道なロードコンポ搭載ミニベロ「凪」も(ちらりと見たらレンタサイクルのシールが貼られていた)、ママチャリも、タンデムも、CARRY ME(!)も。
たとえば鎌倉の由比ヶ浜沿いなんかは、ひたすらたくさんのロードが走っていて、それはそれで賑やかなのだけど、速いロード以外の入る余地がない雰囲気を感じる。しまなみ海道にはそれがなかった。自転車のメッカといえど、橋は自動車道路とはっきり区別されているし、道幅に余裕があるのでストレスもない。

海が青く透き通っていて本当にきれい。あと、初めて渦潮を見た。

ところでってしまなみ海道をイメージして白と青のカラーリングなんだよね。うちの白玉号も白と青なんだよね。
まったくの偶然だけどなんだか嬉しい。

今治から尾道までは、橋を渡り、島に降りて、島内を走り、橋に登り次の島へ向かう、の繰り返しになる。その間、自転車で行くにはどの道を通ればいいのかは、道路の青い線が教えてくれた。通常の白線の隣に青色がずっと延びている。

これはかなりありがたかった。途中に「尾道 65km」などと書かれていて距離の目安にもなる。地図いらずで道に迷う心配をせずに走れるというのは心理的に楽。

島と橋とを結ぶ道は、どこもこんな感じで緩いカーブと坂。

伯方島のマリンオアシスはかたで休憩しつつ、伯方の塩ソフトを食べた。

クーポンについていた優待券を使って30円引き。あまじょっぱくておいしい。走ってきた身体に塩分が沁みる。

多々羅大橋を渡るところ。だいぶぜえはあして余裕がない。日も低くなってきた。

渡った先は生口島、広島県。本州まではまだまだ。

因島を通って向島を青い線沿いにひたすら走ると、フェリー乗り場に着く。19時を回って暗くなっていたので、フェリーがまだ運航しているか不安だったのだけれど、22時までやっていたので無事乗船。

タイヤを外さなくたって、輪行袋に詰めなくたって、そのまま乗れる。自分+愛車で運賃110円。フェリー最高。

造船所が多く、たくさんのクレーンが暗闇に浮かび上がる。ライトに照らされた岩肌になんともいえずときめく。

数分で本州が見えてきた。

フェリーを降りて、本州上陸。尾道駅の目の前。

丸一日自然の中を通ってきたので、マンションやミスタードーナツがならぶ尾道駅前に着いた最初の感想は「都会だ…!」だった。

伝でん

無事に尾道に着いたので、尾道ラーメンをいただいた。
尾道ラーメンというと醤油だと思っていたけれど、塩ラーメンもあったのでそちらを選択。

あったかさと塩分が染み渡る。チャーシュー麺ではないのにチャーシューが三枚も入っていて、ちょっとしたご褒美気分だった。

尾道駅近くの宿で一泊。ホテルのロビーに凪が飾られていて、販売もしているようだった。コンビニにもホテルにも、ロードバイク用の自転車スタンドがあって感動した。尾道、自転車にやさしい。

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