だれかへの手紙

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鳥取・岩美『Free!』聖地巡礼その4 鳥取砂丘

その3 浦富海岸

浦富海岸の朝焼けを見たかったので早起きした。5:40。
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6:12。太陽は上がっているけど、雲があるので姿が見えない。
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6:22。右手から陽光を受けて雲がかすかにオレンジ色に染まる。鳶が飛んでる。
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6:46。太陽が見えた。
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海を眺めながら朝ごはん。確かアジの開きだった。おいしかった。
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海と空と鳶と鴎。日の出の頃からサーフィンをしている人もいた。
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チェックアウト前の部屋から。本当に素敵なお宿だった。お世話になりました。
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前日に乗れなかった遊覧船を電話で問い合わせたところ、この日は大型船のみ出る(小型船は運休)とのことで、それに乗るべく自転車で網代へ。
田後港と展望台。こうして見ると結構高い位置にある。
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遊覧船は定期的に出ているので、乗り場でチケットを買えば乗れる。
出発してすぐにたくさんの鴎が船の後ろをついてきた。餌として売られているかっぱえびせんをもらえることを知っているから。
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えびせんを手に持って差し出しても鴎は寄ってこない。海に投げると、無駄のない身のこなしと信じられない動体視力で水面に落ちたえびせんをつついて食べる。

鳥取砂丘も見えた。この距離でもわかるくらい、その一帯は砂しかない。
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船長さんは「このくらいの波の高さはいつものことだし大丈夫」と言っていたけれど、結構揺れた。乗り物に弱い人はすぐに酔いそう。
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菜種五島はもうちょっと先かな…海岸はごつごつした岩肌がずっと続くけど、よく見ると形がいろいろでおもしろい。
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波が高くてあまり岸へ近づけなかったのが残念。次に行く時は小型遊覧船に乗れたらいいな。

遊覧船乗り場からトゥジュールを経由して岩美の観光会館へ。
レンタサイクルを返却して、交流ノートにメッセージを残してきた。
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このあと砂丘へ行く予定だったのでどう行けばいいか尋ねたら、バスの時間を調べてくれた。ありがたい。
調べた結果、次のバスが1時間半後だからタクシーの方がいいよって、タクシーを呼んでくれた。ありがたすぎる。

砂丘としか考えてなかったけど、砂丘に入るポイントはいくつかあるようだった。
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タクシーの運ちゃんがリフトのチケットをくれるというので(展望台を運営しているのがそのタクシーの会社らしい)砂丘センターで降ろしてもらった。

展望台とリフト乗り場がある。
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展望台から眺めたあと、いざ砂丘へ。

リフトを降りたところで、リフト使用者向けに長靴の貸し出しがあって拝みたいくらい助かった。あれがなかったら足元が砂まみれのまま飛行機に乗るところだった。

砂丘のてっぺんまではそんなに遠くない。30分ほどで往復できる。
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けど足がとにかくずぼずぼ沈むので疲れる。荷物を展望台のロッカーに預けておいて正解だった。
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斜面を登り始めてから振り向いた時の景色が楽しい。
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エンディングでアラブ遙がルパン脱ぎして飛び込んだオアシスかな。

頂上からは日本海を一面に望める。
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ここから海側へ降りるにはほとんど崖のような砂の斜面を降りる必要がある。行き来している人たちの姿はロッククライミングみたいだった。

リフト乗り場まで戻る頃には脚が疲れてへとへとだった。
長靴を返却して、お昼ごはんを食べることに。
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どこも混んでいたけれど、砂丘会館は席が広いのと回転が早いのとですぐに座れた。
当然のように蟹がついてた。これが鳥取

食後はお土産を物色しつつ、展望台から少し下ったところにある砂の美術館へ。
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遠目に見えた砂丘渋滞がすごすぎるなあ、とか話しながら美術館へ入ると、
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砂。なにがなんだかわからなくて言葉を失うくらいに砂。
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人間と比較するとこのくらい砂。
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「砂で世界旅行・東南アジア編 〜王朝の栄華とよみがえる神秘の国々〜」というテーマの展示だった。
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展示の模様は公式サイトでも見れる

これを作っているところを想像するだけで目眩がするのだけど、製作者は発狂しないんだろうか。
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写真じゃあの圧倒される感じは伝わらないと思うので、現地で実物を見てほしい。すごく砂だから。

美術館を見た後は、激混みのバスに乗って鳥取駅へ。
駅ナカと大丸でお土産を買い込んで、空港に向かう。

あっという間に夕方。
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昼と夜の隙間。
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上京するFree!の子たちも空からこの景色を眺めるのかな。
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1時間ほどのフライトで無事に羽田到着。
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旅の余韻が名残惜しくて飛行機を見ていた。

1泊2日に予定を詰め込んだ旅行だったけど、行きたいところは行けたし、おいしいものをたくさん食べられたし、なによりも岩美の空気を感じることができて大満足だった。これ以降、周囲の人に手当たり次第に岩美行きを薦めているし、行った人に「行ってよかった!」って言われるのが自分のことのように嬉しい。
夏にまた岩美へ行く計画を立てているので、今から楽しみ。次はあのきれいな海に入らなければ。