@そごう美術館
今年で生誕100周年なのだそうだ。
美術館入り口、立派な向日葵が出迎えてくれる。
ハーモニーホール座間 15:30/16:00
1階下手後方で参戦。
初めての会場、相武台前駅から徒歩20分。雨天予報とはなんだったのか、真夏のような暑さにやられながら辿り着いた。
ツアー始まって2日目だから物販が混むのではと思って早めに行ったらあっさり買えて、そのあとの時間を持て余してしまった。
作品のプリントされていないチケットと、不思議なレイアウトの鑑賞ガイド。
梅佳代のことはほぼ日で知った。それまでは、写真家というとまるで肉眼で見たかのような光景を完璧な作品として四角い枠に収める人、のイメージがあったのだけど、そうじゃないんだと知れた。自分が見たものを写真にすることで他人へ伝える技術を持っている人が写真家なのだと思った。
梅佳代の見ている光景を、写真を通して見ることができて最高に楽しい。
写真集を覗いたことはあったから、知っている写真もちらほら。でも、両手で持てる写真集を眺めるのと、ギャラリーの天井までいっぱいに引き伸ばされた写真を見るのは全く違う体験で、最初から最後まで刺激されっぱなし。
笑いすぎて涙が出たし、そうじゃない涙も出た。写真に写っている人たちが、男子小学生も、女子中学生も、おじさんも、おばあさんも、犬も、じいちゃんさまも、みんなみんなかわいくて涙が出た。
キャプションはほとんどないし、一目見ただけでがつんと受け止められる作品ばかりなので、見て回るのにそう時間はかからなかった。ゆっくり見ても30分くらい。
でも満足度は高い。満喫した、堪能したって迷いなく思えて、すごく楽しくて、にこにこしながら会場を出た。
にこにこしたい人は行くべき。女子中学生に清楚で潔癖な印象を持っている人、女子中学生がパンツやブラ被ってちんこ(仮)生やしてるのが好きな人は特に行くべき。
しまなみ海道に行きたい行きたい行きたいと一年以上言っていて、今年のゴールデンウイーク、やっと行けた。
去年の神奈川〜滋賀自力ツーリングに比べたら、近代的動力による移動が多い。初めて飛行機に自転車を載せるのでどうなることやらという気持ちで出発。
和食を食べたいね、と言った。キルフェボンのタルトをふたつぺろりとたいらげた後、満腹だけどしょっぱいものを食べたかった。
キルフェボンのメルヘンでカントリーな店内にいても、近くの和食のお店を探せる。そう、iPhoneならね(友人はAndroidだったけど)
見つけたのがお結びcafe。銀座中央通りの二本裏、ウエディングの打ち合わせをしている様子が見える木の暮らしの、二階にある。
カウンターもテーブルも椅子も木製。絨毯の床は足音をかき消して、小さな店内は数組の客の控えめな話し声と、店員さんが働く音しか聞こえない。
席に着くと、焙じ茶を出してくれた。大きな急須も置いてくれたので好きなタイミングで好きなだけ飲める。
メニューを見て悩みに悩んで、若狭牛の煮込みハンバーグを注文。
小ぶりのハンバーグがふたつと、きのこやコーンたっぷりのソース。肉汁が詰まっていておいしいけど重たすぎないのが嬉しい。
ハンバーグには、セットでめかぶのお吸物と、ぬか漬けと、キャベツとベーコンと卵のサラダと、塩むすびふたつがついてくる。
この塩むすびがたまらなくおいしい。釜で炊いているらしく、白米のほうは中におこげが混じっていた。白米と玄米の味や食感の違いを楽しめる。味つけは最低限なので、そのままでもおいしいけどテーブル備えつけの越前塩をつけてみたり。
お吸物もおいしかった。めかぶってこんなに豊かな磯の風味があるのか。
食材数多くておいしくて、これで1050円だというから驚く。鯖の炊き込みご飯だとか塩こうじ唐揚げだとかソースかつ丼だとか十割蕎麦だとか、4〜10名向けのコース(飲み放題つき・〆はお蕎麦)だとか、おいしそうなメニューが他にもたくさんあった。絶対また行く。
今回は頼まなかったけど、アルコールメニュー(日本酒焼酎梅酒ワイン)も福井の地酒が用意されていて、利き酒セットもあったので、飲んべえさんにもよさそう。
メニュー(↑2枚目の写真、左奥に立ててある木の表紙のボード)がかわいらしくて楽しくてずっと眺めていた。
ふたりで行って一緒に炊きたてのごはんをむすんで食べながらお喋りしたい。