だれかへの手紙

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小諸〜軽井沢ポタリング

あの夏が待ってた!

駅に着いたら貼ってあった。小諸のいたる所で見かけた。
ベンチがちょっとあやしいけどたぶんここ↓

懐古園・水の手展望台。

というわけでトライアンフ号を連れて日帰りで長野へ。小諸から出発し、乙女、中軽井沢を通って軽井沢まで。
連れが取ってたログがこれ。

はじめに断るけれど、もしこの記事を参考に同じルートを自転車で行こうとするならば、この逆順で巡ることを強く勧める。なぜかというと、小諸から中軽井沢までがひどい登りなので。一番低いところで標高582m、そこから1028mまで登るので。クライマーの方はこの通りのルートでぜひ。
観光中の徒歩散策を除外した走行距離は約36.1kmだった。

西浦ダム


駅からダムまでは頭のおかしい斜度の道を含む下りの九十九折で、CARRY MEのブレーキを握り締めながらおっかなびっくり走行。


ダムの真上に通路があった。


お天気がよかったので、光と影と緑のコントラストが映える。


山羊がいた。かわいい。

懐古園

園内は車両乗り入れ禁止だけれど、折り畳んだ状態ならば連れて入ってもよいといっていただけたので、自転車は畳んでごろごろ。
しかしほとんどが砂利道だったのでフレームの塗装が一部剥がれてしまった…やはり観光中に施設に入る時は駐輪場へ預けるのが一番だなあ。


なつまちノート。この日は他にもお仲間さんがいらした模様。


天気予報と地理的な先入観により涼しいものだと思い込んでいたのに、ばっちり晴れて暑かった。東屋が涼しい。


池を覗いてみたら鯉が一斉に近寄ってきた。餌付けられ慣れすぎだろう。


池のそばに山城館というお蕎麦屋さんがあったのでお昼をいただきに入った(ちなみにこの構図もなつまちに出てきたお店とベンチ)


冷やし納豆蕎麦。納豆につゆをかけてお蕎麦をつけていただき、後半はつゆに卵を投入して二度楽しめる仕様。おいしかった!
山菜の佃煮も味が濃くて甘くておいしくて、白いご飯が欲しかった。

乙女湖

乙女駅近くの坂を下ると唐突に現れる。

思ったよりこぢんまりとしていた。

中軽井沢へ

ひどい登坂とわずかな平坦を繰り返しながら17kmほど走る。推定一時間半。CARRY MEで一時間半も登坂する人はきっとそんなにいない。

たぶん浅間山
ここに限らず長野にいた間いつでも感じていたことだけど、本当に空が近い。雲が低い。でも窒息するような感じはまったくない、開放感でいっぱい。
日が暮れた頃には曇りきっていたのが残念でならない。星空を見たかった。


小諸市御代田町ときて、軽井沢町へ。このあたりではもう坂にやられてひいひいいっていたので、写真を撮りつつ休憩。
この標識の前後数十メートルだけ道に大量の松ぼっくりが落ちていたのだけど、うっかり踏むと車輪が暴れるのでとても危険だった。今後は松ぼっくりを見かけたら自転車を降りるようにしたい。


標高を示す標識がどういう基準で設置されるのか知らないが四桁だーうわあーとはしゃぎながら記念撮影。1000m登ってきたわけではないけど、それでも400mくらいは登ってる。CARRY MEで。

中軽井沢駅の近くは「自転車は歩道へ」と標識が出ており、それはいいのだけど肝心の歩道がタイル地で凸凹していて、自転車を走らせるつもりがないとしか思えない環境だった。つらい。

中軽井沢(石の教会と銀亭)

中軽井沢駅から北へ折れて石の教会を見てきた(ここもひどい坂の上にあった)。教会内は撮影禁止のため自分で撮った写真はないけど、公式サイトにはあるのでそちらをどうぞ。
「無教会」という思想は初めて知った。そちらについては不勉強ながら、石の教会は静謐で落ち着く場所だった。
祭壇の後ろから入場して脇を通り協会の入り口側で折れて階段を下りて祭壇へ進むという、珍しいバージンロードは、人生の紆余曲折を表しているとのこと。説明してくれたスタッフの衣装がかわいかった。

教会を出たら、今度は中軽井沢駅を越えて南へ。

踏切撮影タイム、しなの鉄道

お目当ては銀亭というパン屋さん。
木目で統一された広い店内においしそうなパンがずらり。夕方でもまだ結構たくさん種類があったし、お客さんも大勢来ていた。
飲み物を注文すれば隣のカフェでパンをいただけるのだけど、行った時にはカフェが閉まっている時間で、パン屋前のテーブルでイートインさせていただいた(そこで食べたい旨を伝えるとお皿に載せてくれる)。


たまごとチーズのクロックムッシュ、クリームチーズカスタードデニッシュ、八ヶ岳牛乳!
クロックムッシュが、大きさもパンの厚さもあるので、軽食どころじゃないボリュームだった。たっぷりのチーズがたまらない。
ビニール袋の中身は持って帰って食べるつもりのパンたち。

軽井沢

パンで小腹を満たすつもりがうっかり満腹になりつつ、軽井沢へ向かって5kmほど走る。中軽井沢駅を離れると道の舗装がただのコンクリートになったのでだいぶ走りやすくなった。

緑が多く、雲が増えてきたこともあって、すこし薄暗い。自分の中で軽井沢というとこういう光景のイメージがあったので、やっと来れたという気持ち。車以外で来るには不便そうな道に、お洒落でおいしそうなレストランがいくつもあった。お値段も素敵なんだろうな…

なつまち聖地巡礼を兼ねて旧軽井沢へ。
着いたのが18時近くで、閉店しているお店も多かった。そういえば軽井沢はお店が閉まるのが早いとどこかで聞いたことがある。
行きたかったミカドコーヒーも閉まっていたので、チャーチストリートと聖パウロカトリック教会を外から眺めて離脱。
133号線の歩道は自転車用レーンも設置されていてすばらしい。

最後に軽井沢プリンスショッピングプラザへ。

とにかく広かった。あと安かった。
自転車を連れていると荷物を増やせないので、ここでの買い物はいつかリベンジしたい。

アウトレット内のミカドコーヒーは開いていたので、モカエスプレッソをいただいた。

有名なモカソフトに、エスプレッソをかけていただくという、アフォガード的なおやつ。
モカソフト、すっごくおいしかった。口当たりはふわふわと軽くて滑らかなのに、ソフトクリーム自体は密度が濃くてぎっしりしていて、その両立が不思議。おいしい。エスプレッソとの相性も抜群。

ミカドコーヒーを出たら19時を回っていたので、かぼちゃのおやきを買って新幹線に乗り込んだ。
滞在時間10時間、遊び回れて満足な日帰りの自転車旅行。案外日帰りでも楽しめるとわかったので、いろんな場所に行ってみたい。
しかし翌日の筋肉痛はなんとかならないものか…

あの夏聖地巡礼な写真は続きから。
西浦ダム

懐古園









軽井沢